2002-07-04 第154回国会 衆議院 総務委員会 第26号
○八代委員 これは、具体的内容につきましては今後の事業の経営状況や金融情勢等を踏まえて検討していただくことになりますし、新しくこれからスタートするに際しましても、この問題は財務省当局と総務省、総務大臣がしっかりと議論をしていただかなきゃならない問題でありますが、私たちは、やはりこの四パーという類似金融機関等の現状を踏まえて、このあたりが妥当な線ではないだろうか。
○八代委員 これは、具体的内容につきましては今後の事業の経営状況や金融情勢等を踏まえて検討していただくことになりますし、新しくこれからスタートするに際しましても、この問題は財務省当局と総務省、総務大臣がしっかりと議論をしていただかなきゃならない問題でありますが、私たちは、やはりこの四パーという類似金融機関等の現状を踏まえて、このあたりが妥当な線ではないだろうか。
他の金融機関というか、類似金融機関とのかかわりでいって、どうも片一方では百分の一があり、片一方では百分の十がある、その百分の五というのがどうも私にはまだよく理解ができないものがあるという中で今伺っております。 さらに、それはずっとみんな関連してくるのでありますけれども、次の質問の方に入らせていただきますと、産業組合法の条文というのが中で生かされているわけでございます。
○中野明君 それじゃ、信用事業の問題について質問に入りたいと思いますが、この信用事業ですが、漁業経営の悪化と、それから類似金融機関との競合、これ非常に激しい中で、非常に漁協の信用事業というのは厳しい状況にあると思います。
しかも、その中には言うまでもなく、これはあとで大蔵大臣に融資の対象、条件等についてお尋ねいたしますが、いままでの類似金融機関と称せられたこれらの機関の実際をわれわれが調査いたしましても、非常に明瞭なわけですね。融資が政治的偏向、すなわち一つの政治的反共意識、反共的、政治的目的を持ってこれが運用されておることは歴然たるものです。その点は何といって藤山さんは御認識になっておられるか。
大蔵委員会におきましては、従来より租税金融制度及び専売事業等に関する調査の案件の一つとして、類似金融機関の発生の経済的な要因、類似金融機関の実態及びその社会的経済的影響、更に政府のかかる類似金融機関に対する措置及びその責任等について調査研究をいたし、この種取締法規の必要を痛感して、政府に対し、しばしばこれが要請をいたして参つたのであります。
このために実は財政係の検事も何回かの会同を開きまして、あるいは次席検事の会同も開きまして、その都度前局長から、この保全経済会その他の類似金融機関について十分注意して、犯罪の嫌疑がはつきりしたならばただちに検挙するように指示しておるようでございますが、昨年十二月二十四日——保全経済会はふしぎに一件も事故を起さずにともかく事業を継続して参つたのでございます。
私はこの前も類似金融機関の問題について、あなたは政治的な責任を感ずると言われるし、大蔵大臣も同様、法務大垣も平謝まりです。ただ政府当局が謝まつただけでは意味をなさないので、保全経済会のごときは問題は別だけれども、ああいつた株主相互金融のごときも蔓延するにおいは、相当な問題になる。
ただ御承知の通り、只今御審議願つている数個の法案、これは期限付のもので、成るべく早く御決議を願いたい、こう思つておりまして、四月以降になりまして類似金融機関の取締に関する法律、或いは協同組合の員外預金を扱うことについての、その他各種の法案がかかるのでありますからして、そういう場合に詳しく御審議願うことにいたしまして、今日は直接この法案に関係ある範囲に限つて一つ御質問を進めて頂きたいと思います。
○小林君 いろいろ大蔵大臣にありますが、私は大蔵委員だから大蔵委員会で話すとして、大蔵大臣はお疲れのようだから、この委員会で問題にしたことだけを締めくくりの意味で話しますが、法務大臣によくお話はしておいたのですが、類似金融機関の問題については一応今度措置がとられるが、類似保険の問題について相当危なつかしい事例がかなり起つておるように思います。まあ大蔵大臣、聞いておいてもらえばいいのです。
併し一般の、甚だ失礼だけれども、経済知識のない大衆に対して、一体今の類似金融機関の実態というものがどういうものであるか、極端に言えばぼろ会社の株を買つたようなものだというような、果して出資と観念しているのか、或いは預け金と思つて配当利息を受けるようなつもりで金を出している。こういうような非常に経済知識の乏しい大衆を誤らしめないためには、ただそれだけでは済まないのじやないか。
○小林政夫君 私は大蔵委員会において法務大臣の出席を求めて質問したいと思つておりましたが、本日まで機会がなく又大蔵大臣と同席のところのほうがなお質問を進めて行く上において便利なんですけれども、なかなか法務大臣もお忙しそうですから、今日取りあえず法務大臣に御質疑をいたしますが、最近類似金融機関を取締るために出資等の取締りに関する法律案、もつとも名前は正式には違うかも知れないが、その法案が法務、大蔵両当局共同提案
おそらく、この点は、保全経済会という確定されたものでなく、その他幾多の類似金融機関という点で意見の統一があつたというふうに逃げられておるように思われるのです。
少くともこういう問題については民事局長の意見が尊重されなければならないと思いますのに、どうも、先刻来伺つておりますと、保全経済会の資料はごく一部だけ持つて行つて、あるいは営業案内、あるいはパンフレツト、あるいは定款、出資者、こういうようなものを持つて行つておるけれども、保全経済会というものをちよつと出しておいて、いわゆる類似金融機関でずつと大蔵省の方ではカバーして行くというようなことをしておる。
今や本会を含む類似金融機関の法制化は朝野をあげて常識化するに至つた。しかして当局の法律案の審議はあと旬余に迫られて、通常国会に上程せられることになつております。以上休業後における再建工作の結果わずかに二旬にして法制化の朗報を御報告申し上げる次第であります。」こういうようなことを言つて全国の出資者にばらまいておる。
私は、この機関が与信あるには受信の面で金融的行為をいたしておるのでありますならば類似金融機関として、あるいは無免許銀行として、私どもはこれに対して相当なる処置をとらなければならない。
これは、保全経済会等類似金融機関を調べる上において、非常に問題が複雑多岐ではありますけれども、やはり株主相互金融というものが現段階において相当疑惑があるのです。それが保全経済会の休業後——たしか休業後だつたと思いますが、こういうものが出されたことは非常に不可解だというので、その意図するところ那辺にありやということは、すでに世間の世論になつているところであります。
なおこれは当るかどうかわかりませんが、類似金融機関がこの数年の間に何億、何百億という資金を集めましたその集め方自身につきましては、これは金利の点もありましようが、いろいろな宣伝、あるいは非常にこまかいところまで足まめにまわつたというような事例は、われわれとしても学ぶべきものがあるんじやないか、われわれはまだ力が足らなかつた点があるじやないかという点も反省をいたしまして、そうした点の、預金の集め方につきましても
しかるに昨年の秋類似金融機関の問題が起りまして、当時信用組合の中に、東京におきまして二、三類似金融機関と密接な関係のあつたものがありまして、これが非常な悪影響を受けたのであります。
○小林政夫君 今の段階で、個々に当つて見なければ違反になるかならないかわからない——ところが実態を調べるといつても、あなたのほうには権限がない、これも又放つといて、類似金融機関というか、特に保全経済会——匿名組合方式による投資事業を営んでいるというもののごとく、非常に不特定多数の大衆に迷惑を及ぼす事態が起るのではないかと思うのですが、このまま放つとけば、何かについて、俺のほうの権限じやないのだから、
○小林政夫君 類似金融機関が、自転車操業的なことやつて、金に詰つて今度は趣向を変えて、今の狭義の類似保険をやろうとしている事例もあるのですよ。あるはずなんですよ。そういうことを御承知かどうか。そうして又、これはちよつと言いにくいかも知れませんが、あなたの考えで、現在の法務当局が一体こういうものを調べる能力を持つているのか持つていないのか。末端等において持つているとお考えですか。
類似金融機関の問題の取扱いにつきましてはできるだけ早い機会に来たる木曜日又は金曜日に犬養、小笠原両大臣及び緒方副総理の出席を求めて質疑をする。但し三人一緒に出席を求めることが困難な場合は先ず、犬養大臣の出席を求める。質疑は自由ではあるが主として類似金融に対する行政的責任について行うこと、以上であります。 —————————————
しかもそれが、犯罪の被疑者でないところの普通の類似金融機関まで持つて来て、その顧問をやつておる、しかもそれを法務大臣に調査しろと言つて、いかにもその顧問として関係しておる者は全部被疑者のごとくに扱い、かつ自分の党に所属しておる人がたまたま顧問であるような場合には、これを隠匿して申しておる。こういうような発言は証拠がないのであります。
税務署のほうで調べればわかるだろうというので……少くともあれだけ問題になつておる保全、類似金融機関についての実態を把握すべく、今、私が国税庁に尋ねているような資料要求等をされなかつたのですか。
併しあなたのほうでは、前の税法改正等の場合にもいろいろ何しましたが、少くとも徴税の面からはこれら類似金融機関の内容はわかつておるだろうと思います。従つて徴税当局は、これら類似金融機関に対して今日までどういう課税をしておられるか、又所得税法を改正して、匿名組合等の利益分配について源泉課税をする。こういう措置をした前後に亙つて説明をしてもらいたい。
○小林政夫君 それでは一応資料として、あなたのほう、この今の保全、類似金融機関に対する……類似金融機関ということは、匿名組合方式による投資業をやつていたのを含んで、株主相互金融、ずつとあなたのほうの、徴税当局としての課税実績、課税状況のわかる資料、ただ名前を挙げては何ですから、A、B、Cでもいいですから、そういうことで出して下さい。
お互いにおそらくこの会社がどんなものであるかへその名前すら知らなかつたと思うのでありますが、私もさきに申し上げましたような立場において、年来この類似金融機関に対する政府の取締り対策を要望して来た者でありまして、みずからこの種の金融機関に関与することをいたさないことはもちろんのこと、われわれ同僚として福永氏を私がまた顧問として推薦するというようなことも絶対にあり得ないことは、なお私の性格を知る官房長官
保全経済会あるいは殖産金融会社等いわゆる類似金融機関に関連する問題が今や世論の批判の対象となり、世間の注目を引いておることは御承知の通りであります。
それから類似金融機関関係の問題であります。が、この問題は対策の一つといたしまして、実は四月以降、金額は十億ばかりでございますが、特別小口の貸付というものをやつてみようということを計画いたしております。
それから第二点は、今説明されたように資金需要が非常にふえる、特に御承知のようにいろいろ類似金融機関が倒れて行くというような関係もあり、また今年度の金融の引締め等で非常に中小企業が困つて行く、そういう場合にどう方法でこれを処置されるのか、この予算でどういうふうに処置をされて行くのか、ひとつはつきりした責任のある答弁を聞きたい。
それから資本主義に対してもやはり非常な反感を持つておりますが、これもしいて申しますならば、学理的と言うよりは、今申し上げたように、ほめて言えば義憤的と言いますか、しかし右翼の一部においては、御指摘のように資本主義の一番腐敗した半面におけるいろいろな類似金融機関との関係が見られるのでありまして、一概に言えないようなわけでございます。
こうした類似金融機関が社会的に、或いは経済的に成立つというようなものでありますれば、そしてそれが社会にプラスになるということであれば或いは立法化の必要もそこから生れて来るのではないかと思うのでありまするが、現在、或いは今までこれらの両機関の実情を見ましても、経営的に成立つかどうかというような問題が、今こそわかつたのでありますが、まあ私どもは二年前頃からこうしたものは早く手を入れて措置をすべきだということを
「十一月中旬、十七日衆議院大蔵委員会に於て、結局保全経済会を如何にするかとの委員の質問に対して河野局長は、法務省と連絡の上立案通常国会に提出する、その内容については目下研究立案中と改めて言明するに至つた、今や本会を含む類似金融機関の法制化は朝野を挙げて常識化するに至り、而して当局の法律案の審議はあと旬余に迫られる通常国会に上程せらるる事になつております。
○山口(丈)委員 そういたしますと、あなたが大蔵委員をなさつておつたときかもわかりませんが、同七月の二十八日には、大蔵委員会におきましてこのような類似金融機関の危険性とその運用内容の乱脈性をいち早く察知してこれを大蔵当局の方に警告されておることがあると思います。
○山口(丈)委員 その徳島で、金融関係者から、これはやみ金融の機関としてどうも金融を撹乱するおそれがあるというようないろいろの意見があなたの方に伝えられたものと思いますが、あなたはそれに対しては相当良心的にその運営については警告をされたようでありまするが、しかし、この類似金融機関的な存在である保全経済会の性質そのものについて、どのようなお考えを持たれたか。